ストラトとレスポール それぞれの特徴と違い どちらが初心者にオススメ? 【ギター選び】
こんにちは、
ギター大好きのゆっきーです。
世の中には、
さまざまな形のエレキギターがあります。
今回は、
エレキギターの王道である
違いについてお伝えしたいと思います。
エレキギターを選ぶとき、
・色んな形があるけどどう違うの?
・どの形が使い易いんだろう?
・それぞれの特徴は?
など、
初心者の頃はよく分かりませんよね?
僕も最初の頃は、
違いが判りませんでしたし、
みんな同じじゃないの?くらいに思ってました。
そもそも、
弾き比べないと違いは分からないのに、
最初から何本もギターを買えませんよね。
・違うギターを持っている友達が何人もいる
・家族がギターを沢山持っている
など、
恵まれた環境の人は、
弾き比べて違いを確かめられます。
そんな恵まれた
環境の人は一握りですし、
僕も当然そうではありませんでした。
それぞれのギターの
特徴や違いを知らず、
ギターを続けていたので、
あれ?
CDで聴く音に全然近づかないな…
など、
音の違いを聞き分ける力を養うのに
余計な時間が掛かってしまったと思います。
これを読んでいるみなさんには、
そうなって欲しくありません。
今回お伝えする内容は、
是非自分のものにしていって下さい。
初心者のみなさん向けに、
概要を見ていきたいと思います!
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【概要】
ギブソン社が、
レス・ポールさんというギタリストの、
モデルとして販売したギターです。
1950年代に発売されましたが、
発売後、ずっと経った後で、
ハードロックで注目を浴び、
多くの人に愛されるようになりました。
元々、人名を冠したギターですが、
有名ギタリストが多数愛用しているので、
2重に名を冠した形のシグネチャーモデルも
発売されています。
現在では、
さまざまなメーカーが、
この形のギターを製作、販売しています。
【特徴】
●サウンドのオススメ度:★★★★☆
パワフルで厚みのある音がします。
ボディもずっしり重量があり、
パワーのあるハムバッカーP.U搭載の為です。
P.Uのパワーで最初の頃は上手くなった
感じがして、とても楽しめると思います。
●弾き易さのオススメ度:★★☆☆☆
ネックが太めであり、
特に最初は弾き辛く感じるかも知れません。
カッタウェイがないので、
ハイポジションの演奏性も劣ります。
座って膝にのせて弾く時も、
バランスが独特で弾き辛いと思うかも。
ボディ重量があるので、
立って弾くのも辛いです。
余談ですが、
レスポールを長年愛用した
ギタリストの骨盤はその重量の影響で、
歪んでしまうとか。
●構造のオススメ度:★☆☆☆☆
パワフルで厚みのある音を
生み出しているボディは非常に重いです。
その為、
立て掛けて倒してしまった時、
大きなダメージを負い易いです。
ネックとボディが、
接着剤で強固にセットされている為、
ネックが折れてしまう事もちらほら。
ズボラな人は注意しましょう。
【こんな人にオススメ】
・歪んだ音で激しく弾きたい人
には、特にオススメです。
立って弾く時に、
重量があるので体格や体力に
自身のある方の方には良いでしょう。
また、
倒したら破損し易い構造ですので、
几帳面な人の方が合うと思います。
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●ストラト
【概要】
フェンダー社が、
1950年代に発売したギターで、
元々はカントリーなどでの使用を、
想定して作られていました。
大量生産を意識して、
・ネックとボディがボルト接合
・配線などがピックガードに取付
など、組立が容易な構造となっています。
レスポールと同様に、
ハードロックで注目される様になり、
現在では多くのメーカーから、
コピーモデルが販売されています。
【特徴】
●サウンドのオススメ度:★★☆☆☆
ジャキジャキとすっきりした音がします。
ボディ重量が軽く、
パワーの弱いシングルコイルP.U搭載の為です。
しかし、
このすっきりした音は初心者には、
頼りないと感じるかも知れません。
P.Uにパワーがないので、
実力がダイレクトに出る感じがあります。
トレモロアームを装備しており、
・唯一無二のニュアンスでビブラート
・効果音的な奏法
が可能となっています。
また、3つ装備したP.Uにより、
ミックスポジションと合わせて、
5通りの音色に切り替える事ができます。
●弾き易さのオススメ度:★★★★☆
ネックも細めで、ボディも軽く、
ボディにカッタウェイもあるので、
弾き易いと感じるかと思います。
座って膝にのせた時のバランスも良く、
弾き易さに繋がると思います。
★構造のオススメ度:★★★★★
軽いボディや構造の恩恵で、
レスポールと比べて頑丈です。
立て掛けて倒してしまった時も
ダメージが小さいです。
また、立って弾く時も
重量の軽さのお陰で疲れ辛いです。
【こんな人にオススメ】
・クリーントーンでキレのいいカッティングを決めたい方
・軽く歪ませてお洒落な演奏をしたい方
には、特にオススメです。
ボディが軽くネックが薄いので、
小柄な方や女性の方にもオススメできます。
また、
構造上レスポールより頑丈で、
倒したり場合でも、
大きく破損しにくいです。
傷が付いても、
レリック仕様みたいで渋い
なんてこともあります。
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●どっちが初心者にオススメ?
初心者のみなさんに最初は、
レスポールをオススメします。
重量のあるボディとP.Uのパワーが、
最初の頃、演奏の助けとなるからです。
レスポール固有の問題を超えて
恩恵があり、ギターを手に取る時間が増え、
上達を助けてくれるでしょう。
最初はとにかくギターに触れて、
演奏や練習を楽しんで欲しいです。
上達してきたらストラトに、
持ち替えるなどもありだと思います。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!
また、次の記事でお会いしましょう!